伏見甘長とうがらしとカリフォルニアワンダーを交配して生まれたといわれる、京都産の「万願寺とうがらし」は、今が最盛期。10〜18㎝ほどと身が大ぶりで食べ応えのある万願寺とうがらしは、辛味が少なく甘みも感じられるのが特徴だ。

購入時には全体がふっくらとした、鮮やかな緑色の果皮のものを選びたい。また甘みが強い方がお好みなら、赤く完熟した万願寺とうがらしをセレクトしよう。

さまざまな料理に重宝するのが、万願寺どうがらしとじゃこのガーリック炒め。作り方は簡単で、フライパンにオリーブオイルを敷き、じゃこ・ニンニク・唐辛子をしんなりするまで炒めたら、小口切りにした万願寺とうがらしを加えてさらに炒めて、最後にレモンを絞れば完成。朝に炊きたてのご飯にのせたり、ランチでさっとオイルベースのパスタを作るときにも使えて便利である。