国際化が進み、都市に住む人々の暮らしは安全になる一方、どんどん普通になっていく。アンダーグラウンドの象徴とも言われる街で育った彼らが恐れるのは、冒険心を失うこと。そんな危機感とともに土着的なカルチャーを模索する若者たちの声を聞いた。
社会の可能性は、個人の能動性によって開かれる。多様性を認め合うことでカルチャーを築いてきたこの街には、自由を愛する魂を受け継ぐ人たちがいる。
東京のレストラン〈Kabi〉 と コペンハーゲン〈Kadeau〉がコラボレーション。国際色豊かなスタッフたちが作り出すおもてなしに密着。
ボーンホルムに生まれ育った自分たちだからこそ気づくことができた、食の豊かさ、サービスのあり方とは。
レストラン〈Kadeau〉には自国が築いてきた食文化を第一に、それを国内の食材で完結させるという哲学がある。デンマークの中でも特別な島とされるボーンホルムをバックボーンに持つ彼らだからこそ作り上げることができた独自のスタイルとは。
獅子が寝そべる姿に似ていると言われる、ライオンロック(標高495m)へのナイトパトロール。眼下には尖沙咀(チムシャーツイ)や九龍湾が広がる。山とビル、夜景との距離感は、世界中でもここ香港でしかあり得ない。
余計なことは考えない。畑の意思のままにワインを造る。
この土地本来のチーズを作る。 土地を理解しながら作っていく。