9月はぬめりのある食材をいただき、夏の疲労が残る粘膜や気管支を労る時期。栄養たっぷりな納豆で内側から健やかな身体作りを目指してみては。

大豆を原料とする納豆は、発酵することで栄養成分はさらに増加する。疲労回復や肝臓機能の向上を助けるといわれるビタミンB2、胃壁の保護や腸の運動の活性化に働くといわれるグルタミン酸、血管の血栓を溶かすとされるナットウキナーゼなどがたっぷり。

食べるタイミングにこだわれば納豆上級者。ナットウキナーゼの効果を最大に生かすには、血液が固まりやすく、血栓ができやすい深夜の就寝時から逆算して夕飯時に食べるのがポイント。摂取後数時間後に、ナットウキナーゼが効果的に働き始めるからだ。エネルギーをチャージには納豆を主役にした丼がおすすめ。山芋や長芋をビニール袋に入れて、一口大の大きさに叩いたら、納豆と混ぜ合わせて、醤油とからしで味つけ。玄米を丼に盛って、その上にのせていただく。