「白ゴーヤ」がもっともおいしいとされるのは6月〜8月。日本では緑色のゴーヤが一般的だが、台湾では白ゴーヤのほうが多く出回っているのだそう。苦みが控えめで食べやすいのが特徴で、色が移ることを気にする必要もない。加熱調理すると果肉にとろみが増して、より美味である。

東南アジアの町の食堂の定番メニューでもあるスープは、家庭で簡単に作れる。好きな大きさに切った白ゴーヤと豚ひき肉を煮て、片栗粉でとろみをつけたらナンプラーで味を整え、最後にたっぷりと黒胡椒を挽いたら完成。豚ひき肉を、たたいたエビやホタテに代用してもよい。

またはご飯にも合う白ゴーヤの肉詰めもおすすめ。5㎝くらいの厚さに輪切りした白ゴーヤの中をくりぬいたら、豚肉と塩・黒胡椒・ニンニクを練って作った餡を詰めて、両面に片栗粉を両面にはたいてから水を注いでから炒める。ビールのおつまみにも。