クラフトビールをつくり続けている人気の醸造所併設レストラン〈T.Y.HARBOR〉。東京・天王洲に1997年にオープンし、クラフトビールを職人が全て手作りで鋳造している老舗ブルワリーだ。2017年に醸造所を拡張し、実験的なビールやコラボレーションビールを醸造する「パイロットブルワリー」スタートさせた。
一方、Minimalはビーントゥーバーのチョコレート専門店。PERFECT DAYでも、カカオ豆からチョコレートを作るワークショップイベントに参加し、Minimalのチョコレートづくりについての話を聞いた。

T.Y.HARBORとMinimalのコラボレーションは、お互いのクラフトにかける熱意から始まった。双方のブランドに共通しているのは、職人が手づくりするプロダクトを通じて多くの人に東京産のクラフトの魅力を伝えるということ。今回は「カカオ×ビール」のコラボレーション第3弾である『CACAO SOUR ALE』を紹介しよう。


『CACAO SOUR ALE』
天王洲T.Y.HARBOR、原宿SMOKEHOUSE、Minimal富ヶ谷本店 にて数量限定で提供される。

夏に飲みたい 爽やかなクラフトビール

「夏に飲みたくなるカカオビール」をテーマに開発された『CACAO SOUR ALE』。カカオパルプ(カカオの果肉)を加え乳酸発酵させ、風味付けに「カカオニブ」を投入する。酸を効かせたビールはフルーティーで爽やかな飲み口で、夏に飲むにはピッタリのサワービールとなっている。カカオを使っているといえど、その見た目は普通のビールのよう。だがひと口飲むとしっかり「カカオ」の風味を感じることができるから実に面白い。

また、Minimalの公式サイトには、クラフトビールづくりのプロセスなどを丁寧に追った記事もアップされているのでチェックしたい。ビールができるまでのストーリーに触れることで、また一段と深く味わうことができそうだ。

東京×クラフト」のパイオニア『TYSONS & COMPANY』代表インタビュー編/寺田社長に聞く、1997年からの「東京クラフトカルチャー、黎明期と今と未来」ーMinimal公式サイトより
https://mini-mal.tokyo/journal/archives/3527

「東京×クラフト」のパイオニア『T.Y.HARBOR BREWERY』職人対談編/ブルーマスター阿部さんと語る、『カカオ×ビールの再構築でうまれた「Cacao Sour Ale」』ーMinimal公式サイトより
https://mini-mal.tokyo/journal/archives/3557