今頃の時期になると、近年日本でも話題にのぼるイースター。年によって日付が変わるこの祝祭日、2018年は今日(4月1日)。“生命の始まり”のシンボルとされる「卵」を使った料理が、多くの国で食べられる日でもある。

イースターとはイエス・キリストの復活を記念する日。それでは、なぜ卵なのか。もともとキリストは十字架上で生を奪われるも、三日目(日曜)に復活した。その姿を殻を破り生まれ出るひよこになぞらえて、卵料理を食べる習慣ができたとか。また、春は魚の産卵時期でもあり、卵と今の時期はなにかと由緒がある。野菜や山菜などで、卵と相性のいい食材が増えるのも、このシーズンの特徴だ。

春の味覚を組み合わせた「菜の花と卵のオープンサンド」は、ブランチやピクニックにも最適。ゆで卵を作ったら刻んで、練り辛子とマヨネーズ、塩で味をととのえる。それをさくっと焼いた食パンにのせ、塩ゆでした菜の花を3等分に分け、水気をしっかり絞ってからのせれば完成。