連載「民藝とは何か」のイメージビジュアルを担当していただいたデザイナー、小林一毅のグラフィックが自宅で楽しめる企画を紹介します。

鎌倉にあるハウスビルダー技拓が年に1回発行しているインディペンデントマガジン『住む人』が、4月30日の最新号発売と併せてウェブサイトをローンチした。今号は特集「人生と一日」をテーマに、グラフィックデザイナー小林一毅、森岡書店の森岡督行などが取り上げられ、充実した内容となっている。編集は雑誌・ウェブともに写真家の原田教正が担う。

技拓は1974年創業、100年3世代を住み継ぐ家を建てることを目指し、現在までに一般住宅700棟を施工。他、八甲田ホテルの建築指導やアサヒビール保養所などを施工。2015年より『住む人』を活用し、住まいでの暮らしの様子や様々な方の人生について発信している

住む人第4号
B5変形中綴じ 74項 ¥500(税込)
https://sumuhito.base.shop

Forget me nots

『住む人』のウェブサイトでは小林一毅による週1回更新の特別コンテンツ、「暮らしと健康を考える」という趣旨のもとビジュアルを発表する試みがスタート。

Forget me nots
生活を送る上で、ついつい目を瞑りがちだったり、面倒臭くなりがちなこと、それらは一見些細なことですが、心身ともに健康でいるためには大切なことでもあります。
大きな環境の変化で今は自宅で過ごす時間が増えた方も沢山いらっしゃると思います。日々の忙しさの中で目を背けがちなことに、前向きな視野を持ちながら改めて対峙するきっかけになればと思い、様々な世話焼きなビジュアルたちをこのウェブサイト上で定期的にお送りすることになりました。

作品は現在も制作中で、最終的に約30種類になる予定です。
また、全ての作品が自由にダウンロードすることが可能です。気に入ったものや必要性を感じるものを携帯のロック画面にしてみたり、家庭用のプリンターで出力して壁に貼ってみるなど、個人使用の範囲で自由に活用してください。

マガジン『住む人』とともに、これからの暮らしについてゆっくりと考えてみる。そんなきっかけを与えてくれる嬉しい試みだ。





小林一毅(グラフィックデザイナー)
1992年滋賀県彦根市出身。15年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業後、(株)資生堂クリエイティブ本部でのデザイナー勤務を経て19年独立。手作業での図案制作に軸を据えたグラフィックデザインを中心に、パッケージやインテリアなど媒体を横断した活動をしている。16年東京TDC賞、19年JAGDA新人賞、日本パッケージデザイン大賞銀賞、Pentawards Silver受賞。
Instagram : https://www.instagram.com/kobayashi.ikki/
Online Store : https://betweenbw.theshop.jp/

ジェン・シェリー(コピーライター・翻訳者)
オーストラリア出身のフォトグラファーと翻訳者。東京と地元のシドニーの両方ともホームと呼ぶ。
Website :dontcallmesheryl.com