“桜の子(坊)”である「さくらんぼ」。栽培が難しく地域も限られるため、国内で生産される量が少ないので、旬の今こそささやかな贅沢として味わいたい。

栄養面ではビタミンCやカリウム、葉酸が比較的豊富なので美肌効果やむくみの改善、貧血防止に効果的。またリンゴ酸やクエン酸、糖類も含まれているので、疲労回復の効果も期待できる。

ちなみに、“さくらんぼ”と“チェリー”は、国産か外国産かで名前が分けられている印象があるが、今のところはっきりとした線引きはない。

そのまま食べてももちろん美味しいが、風味をそのまま生かしたデザートでも楽しんでみてほしい。枝を除いたさくらんぼの実と、実と同じ大きさにゆでた白玉を、ハチミツ漬けにしたレモンとシロップを和えて完成。さわやかな甘みと、ぷちぷちモチモチした食感が楽しめる、見た目もキュートな一品だ。