クリスマスの定番といえば、骨付き肉のロースト肉。
骨付きのほうがうまみが逃げずにジューシーに焼きあがり、なにより華やか。部位による食感やおいしさの違いもあり、飽きずに食べられる。クリスマスパーティーに向け、今のうちから見栄えする鶏肉が売られてる精肉店をリサーチし、おいしい焼き方を頭に入れて(できれば練習して)おきたい。

一羽まるごとを家庭の小さなオーブンで焼くより、精肉売場で半身にさばいてもらった鶏肉を焼いたほうが加熱ムラもなく、ほどよく水分が抜けた、野趣あふれるローストチキンが楽しめる。ぼやけた味わいにしないためには、下味の塩加減が大切。前日に肉の重量の1.5%の塩(1.5キロの鶏肉であれば22g程度)とローズマリーなどのハーブ、つぶしにんにく、レモン汁などでマリネしておくとよい。
あとは天板に皮目を上にして置いてオリーブオイルを皮に塗り、220度のオーブンで40分~50分ほど焼くだけ。周囲にカットしたじゃがいもなどをのせて一緒に焼けば鶏肉の肉汁を吸い込んだおいしい野菜ローストが同時に出来上がる。