PERFECTDAY誌面の中で紹介した書籍の中から、毎週1冊をピックアップ。
04号の選書テーマは『JAPAN TRAVELER'S BOOKS 日本の旅が感じられる本』
05 ｜ 塩の道
宮本常一 著 / 講談社 / ¥ 820
明治38年に専売制が施行されるまで、塩は民衆の必要に応じて作られ、運ばれ、やがて売り物となった。
宮本常一は得意の足を使ったフィールドワークで得た様々な情報を織り上げて、塩の通ってきた道、それにまつわる文化、伝承を解き明かしていく。
運搬の担い手は馬よりも牛だったなど様々なエピソードが興味深い。
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