no.32 |〈HAY〉のテーブルランプ『MATIN TABLE LAMP』

鮮やかに広がるひだ、繊細な真鍮のライン。
交錯した文化と際立った存在感。
アイコニックな傘が目を惹く、詩的なテーブルランプ。

パラソルのようなシェードが魅力的な『MATIN TABLE LAMP』は、現代的なインテリアにはもちろん、和室なんかに置いてもアクセントとして利いてくれそう。カラー次第で大きく印象が変わるので、空間に馴染ませることも、一際目立つ主役としてもコーディネートを楽しませてくれます。

調光機能が付いているので、デスクはもちろん、棚や窓辺に置いて、ほのかな灯りで照らしても素敵です。

パリに拠点を置くデザイナー、Inga Sempé氏によるデザイン。美しい色合いはリボンのカラーからヒントを得ているそう。キャラクターの強いシェードですが、繊細なスタンド部との組み合わせによって、軽やかなデザインに仕上げられています。

僕は畳張りの和室に住んでいるのですが、プロダクトの好みはかわいい色味のモダンデザイン。部屋は和室なのに置いている物は北欧テイスト、そんな不思議なミックス感が案外気に入っています。このテーブルランプはキャラクターが強いにも関わらず、そんなテイストがミックスされた空間にも馴染んでくれそう。最近、取り入れたいなと考えているプロダクトのひとつです。

Matin Table Lamp ¥33,000(sizeL)¥28,000(sizeS)/HAY TOKYO

大島淳一郎

大島淳一郎

家具や雑貨をデザインしています。 強く惹きつけるキャラクターを持ったものが大好き。 そんな魅力をもったデザインを生み出したいと思っています。

@JunichiroOshima