日の光を浴びた、甘み豊かな品種“スイートコーン”が旬を迎えている。米や小麦粉とともに、世界の三大穀物にくくられる「とうもろこし」。とうもろこしはイネ科の野菜だが、炭水化物を多く含む。糖質のエネルギー代謝や皮膚や粘膜の健康維持に書かせないビタミンB1・B2、ビタミンE、お通じ改善に大切な食物繊維も豊富だ。

調理に使うときは長さを半分に切り、まな板の上に縦置きにしてから、芯と実の間をそぎ切りにすれば、きれいに芯からこそげる。

もちろん、一本そのままかぶりつくのもおいしいが、今の時期には冷たいガスパチョ(ポタージュ)がおすすめ。芯をのぞいたとうもろこしと玉ねぎをスープで柔らかくなるまで煮たら、ミキサーでなめらかになるまで撹拌し、冷蔵庫で冷やせば完成だ。

または、とうもろこしと桜エビの炒め物はビールに合い、香ばしさがくせになる。とうもろこしの実と桜エビをフライパンに入れて火にかけたら、焼き色がつくまでヘラなどで動かさず放置する。焦げ目がつき香りが立ってきたら、バターと醤油を加えて、全体に味をなじませる。