6月中旬に仕込んだ「梅干し」が、そろそろ漬け上がる頃。夏バテ予防・解消に効く食材の代名詞ともいえる。 種をのぞいた梅干しと一緒に炒めた回鍋肉は、ほのかに酸味が漂う夏らしい一品だ。
暑い夏に涼をもたらす「胡瓜(キュウリ)」。6月から9月にかけて出回るフレッシュな露地物は、ハウス栽培のものと比べて、ビタミンCの含有量が2倍ほど多いともいわれている。みずみずしいキュウリと無塩バターだけで作る、英国風サンドイッチをお試しあれ。
江戸時代中期から醤油が広まるまで、日本酒に梅干しなどを入れて煮詰めた「煎り酒」は、庶民の間で調味料として親しまれていた。ほのかな酸味とじんわり広がるうまみで、夏の献立にも重宝する。夏野菜であるナスとも相性が良い。
大石早生やソルダム、貴陽など10以上の品種がある「プラム」。本格的に収穫が始まる6月中旬から10月頃までの間、多種多様な味わいを楽しめる。さっと煮詰めてピューレにして、炭酸水で割ったりヨーグルトにかけたりと、いろんなデザートに。
「ヤングコーン」は、とうもろこしが収穫される前の5月から7月の間に店頭に出回り、夏を目前にした今ならフレッシュな味わいを楽しめる。家庭菜園でも近年人気の野菜。素材本来の味を楽しむなら、グリルで。
梅干しを漬けた際にでる液体が「梅酢」。万能調味料として重宝することから“梅干しの副産物”ともいわれる。身体を動かすエネルギーにもなので、暑さで体力がダウンする夏場に積極的に取り入れたい食材だ。梅酢の酢飯はさっぱりとして、鮮やかな色合いが食欲をそそる。
枝豆やなた豆、四角豆など夏になるさやものの中では、比較的早い6月から旬を迎える「インゲン」。緑黄色野菜とあって栄養価も高い。風味そのものを楽しむならフライドインゲンで。
春に花を咲かせて6月から7月の間だけ出回る、旬の短い「杏」。日本の在来品種の大半はかつてはドライ杏や缶詰などに加工されることが多かったが、近年、そのままでもおいしくいただける品種も増えてきた。コンポートを作って、いろんなデザートと楽しもう。