今日は夏至。一年で最も日照時間が長いこの日、関西ではタコを食べる風習が古くから根づいている。ぷりっぷりの食感を生かしたポテトサラダ、梅の酸味をきかせたタコごはんの作り方をご紹介。
かつては家庭の庭先などによく植えられていたビワの木になる、ビワの実は6月頃最盛期を迎える。繊細な風味が特徴で、糖度12〜13度ほどの分厚い果肉は、さっぱりとした甘み。薬効成分が強いビワの葉は、お茶にして、ひと息つきたいときに。
「糠(ぬか)」とは米糠のことで、玄米を精米して白米にするときに、削ってしまう米の外皮を指す。“ぬかみそ”の仕込み始めにちょうどよい今の時期なら、キュウリやナスなどの夏野菜でトライ。枝豆やアボカドなどのユニークな食材にも挑戦してみてほしい。
今では店頭でもよく見かける「鮎(アユ)」だが、かつては“なれ寿司”などに加工されたあと、朝廷に献上される特別な魚だったという。春先には稚魚が天ぷら屋などで多く食べられるが、初夏から夏にかけては成魚が出回る。“香魚”とも呼ばれるほど、成魚は香りが良くシンプルな塩焼きがおすすめだ。
“カマスの一升飯”とは、カマスの塩焼きが1尾あれば、ほかにおかずがなくてもご飯が進むという意味から転じた言葉。夏に旬をむかえるカマスは「アオカマス(ヤマトカマス)」と呼ばれ、脂肪分が少なくあっさりと食べられるのが特徴。薬味と混ぜ合わせた酢飯に、焼いたカマスの干物をのせた薬味寿司は今の季節にぴったりだ。
『万葉集』や『古事記』にも記述が残る「じゅん菜」は、古くから食されている、初夏を象徴する水草の一種。冷やし茶碗蒸に添えたり、カルパッチョにかけるポン酢のジュレに入れて、ぷるんとゼリーのようなのどごしを楽しんで。
繊細で鮮度がすぐに損なわれることから、“幻の果実”ともいわれている「山桃(ヤマモモ)」。収穫できるタイミングは、6月中旬から7月上旬までの短い期間だ。甘みと酸味を生かした爽やかなビネガードリンクで、すっきりと味わって。
一年中出回る生姜(ヒネショウガ)と比べると、穏やかな香りでみずみずしい味わいの「新生姜」。本来の旬は秋だが、暑い時期に需要があることからか、ハウス栽培物は今の時期に盛んに出荷される。マイルドな風味を味わうなら、大ぶりにスライスして食べるのがおすすめだ。