昭和30年代に日本に広まったオクラは、濃い緑色で産毛がびっしり生えたものや小ぶりなものが、味わいやネバネバが強くて美味。箸が止まらなくなる焼オクラは、七輪で網焼きした跡、塩とすだちでシンプルにいただく。
秋にかけてさまざまな品種が出そろうぶどう。「デラウエア」は、ジューシーで果肉がやわらかく、甘みも濃厚なのでワインの原料としても重宝されている。今の時期には、ジャスミンテーを使ったひんやりデザートをお試しあれ。
夏季に産卵期をむかえ、春から夏にかけて出回る「バイ貝」。酢の物やオイルパスタにして、磯の香りを味わおう。お酒とも合うので、ペアリングが楽しい。
酸味が強く、レモンの代わりとしてもよく使われる「パッションフルーツ」の収穫期は夏。ひと玉まるごと冷凍庫に入れてシャーベットにしたり、蒸し鶏のサラダや揚げ春巻きにかければ簡単にエスニックを楽しめる。
南インドやスリランカの料理に欠かせないハーブといえば、「カレーリーフ」。スープカレーやココナッツベースにするのが夏の気分。独特な香りなので、数枚使うだけでも料理の風味が大きく変わる。
お昼どきの夏の食卓には、大皿にたっぷりと氷とともに盛った「素麺(そうめん)」を。夏は麦が実る季節なので、小麦粉で作られるそうめんは旬の味なのだ。変化をつけたいときは、付け合せに小口切りにした青唐辛子、つゆにはすだちの絞り汁を入れてもよし。
今、早生種の最盛期を迎えている「枝豆」。鮮度命であることから、枝付きのものを店頭で手に入れたら、その日じゅうに茹でておきたい。茹でたばかりのほのかに温かい状態が風味と香りが際立つので、常温くらいでいただくのがベスト。
疲労回復効果のあるビタミンB1を豊富に含む「豚肉」は、夏バテを感じたときに食べると、みるみる元気に。エネルギーのつくおかずを作るなら、まずは味噌漬けの豚肉を仕込もう。