インドでみた、これからのものづくりの形とは
アーメダバードから西に車で約7時間、〈HaaT〉のもうひとつの拠点であるBhujodi村へ。厳しい砂漠の地で受け継がれる職人たちの仕事をみた
どんなに美しいものでも、ただ鑑賞するものになれば輝きを失ってしまう。そう語るのは長年ISSEY MIYAKEと服づくりをしているアシャ・サラバイさん。ル・コルビュジエの設計で知られる「サラバイ邸」で、彼女が考える伝統技術のあり方について話を聞いた。
都市のポケット空間が農地へと変わることで、周辺地域の人々の意識が高まる、やがて都市に生産力のある健康な緑地が増えていく。エマとマイケルはそんな未来を思い描き、毎日の農作業を続けている。
ルーペを使いたくなるほどの緻密なパターンや、一針一針刺していく刺繍。アーメダバードの工房を訪れ、脈々と受け継がれる職人の技をみた。
〈HaaT〉は、今なぜ手仕事を選ぶのか。そしてこの時代に「手」で作ることはどういう意味を持つのだろうか。生きた手仕事が現在も残るインドで、その答えを探した。
閑静な住宅街にたたずむ植物の楽園。驚くなかれ、植物園ではなく、ある個人宅の庭だ。エキゾティックプランツを栽培するのに必ずしも理想的な環境ではないと言われる都市部でも、この圧巻のスケールとクオリティが実現できるのだ。そして、もはや完成形とも思えるこの景色を、家の主は「現在進行系」と言い、さらなる創造を続けることをやめない。そんな庭の現在の最高到達点に、足を踏み入れた。
シェフ自らの手で仕留めた獣肉をシンプルな調理法でいただく。店主・竹林さんが伝えたいのは、純粋な食材としての美味しさだ。