デザイナーである村田明子氏はアントワープ王立芸術アカデミーのファッション科に在籍中、ルイ・ヴィトンの150周年を記念するコンペにて大賞を受賞。卒業後はスタイリストやヴィンテージディーラーを経て、4年前に日本に帰国すると、このブランドをスタートさせた。

ブランド名にもなっているデザビエは、フランス語で部屋着、寝間着の意味を持つが、コンセプトは“72時間着続けられる服”だ。肌触りが良くて締め付けの少ない、今日は何を着ようか考えなくても済む服というイマジネーションから生まれたデザインは、単に楽ちんでカジュアルなもの、というわけではない。大人が着ても、品があり、着ていてもほのかな緊張感を持てるような洗練された部屋着、である。フラワープリントのドレスガウンはクラシックなカッティングとパイピング使いが特徴。素材にこだわり、受注生産中心の販売になっている。手軽に羽織れる羽織りものとして、普段着としてはもちろん、多機能なオケージョンウェアとして活躍してくれそうだ。

ガウン¥105,100、ショートパンツ¥34,500/MA déshabillé(http://ma-deshabille.com/
シューズ¥55,000/ギャラリー・オブ・オーセンティック☎︎03-5412-6908(BEAUTIFUL SHOES)