芯が空洞になっていることを名の由来とする「空芯菜」は今が旬。特に風味もなく、ジュースを飲む時にストローとして挿しても面白い。えん菜やアサガオ菜とも呼ばれる空芯菜は害虫や高気温にも強い。そのため家庭のコンテナなどでも育てやすいのが特徴で、そのタフさから“モーニンググローリー”という立派な英語名をもつ。

栄養価も実に高く、ホウレン草の4〜5倍のカルシウムやビタミンA、倍近いビタミンB、ビタミンCのほか、鉄分やポリフェノールも含む。夏バテで弱った今こそ摂りたい緑黄色野菜だ。

茎と葉の固さがまったく違うので、調理のときは先に茎をしっかり炒めて、葉は最後に入れる程度でよい。また茎が丈夫なあまりなかなか火が通らないこともあるので、油と塩を適宜加えた湯で茎は湯通しするとスムーズ。

高温に熱したフライパンで空芯菜をヌクマム・つぶしニンニク・油でさっと炒めるだけで、ご飯が止まらなくなる一品が完成する。